コンピューター好きのブログ

主にコンピューター・ラズパイと電子工作・オーディオ関連の記事を書いています。

Raspberry Piでスマート照明を作ってみる(リレーモジュールでUSBライトON・OFF編)

時間が空いてしまいましたが、ようやくRaspberry Piを使ったスマート照明(のベース)が完成しました。

完成に至る過程を書きたいと思います。

 

Raspberry Piで制御するLED照明を入手する

まず、Raspberry Piで制御するLED照明をゲットします。100円ショップを物色したところ、セリアで下記のUSB電源LEDライトを見つけました。

単体で点けてみたところ、結構明るいです。

 

セリアのUSB電源LEDライト

 

LED照明をON/OFFするためのリレーモジュールを入手する

次にRaspberry Piで照明をON/OFFするためのリレーモジュールを入手します。

こないだのAmazon プライムデーのときに375円で購入しました。下記の製品です。

 

SODIAL(R) リレーモジュール

SODIAL(R) リレーモジュール

 

 

電子部品のLED程度であれば、流れる電流が小さいので、Raspberry Piから電源を供給することで簡単に制御できます。

しかし、セリアで入手したUSBライトはどれくらい電流を流せばよいのか分かりません。

このため、ライトの電源はUSBから供給することとし、ライトとUSB端子を繋ぐ電源ケーブルにリレーモジュールをつなげて制御することにしました。

 

回路を組み上げる

私が購入したSODIALのリレーモジュールは、説明書などが何も付いていないので、ネットで使い方を調べます。

リレーモジュールは初めて使うのでちょっと戸惑いましたが、以下で公開されている情報を元に回路を考えました。こういう情報をアップして下さっているのは本当にありがたいです。

怪しいリレーモジュールを買ってみた

 

SODIALの送料込み143円の激安リレーユニットをRaspberry Piで利用成功(2016年の物欲その36) /usePocket.com別館

 

以下のような回路としました。(2019/10/06:回路図を見やすくしました。内容は変わっていません。)

Raspberry Piの電源は別途供給します。

ブレッドボードはグランド(GND)を束ねるためだけに使いました。

リレーを使った回路

リレーを使った回路

以下のように組み上げました。

 

Raspberry PiでUSBライトを制御する回路を組み上げたところ

 

動作を確認する

それでは、コンセントに刺してみます。

刺した直後、GPIOが一瞬ONになるためか、ライトが点いてすぐ消えます。

続いてRaspberry Piにsshで接続し、以下のコマンドを実行します。

echo 14 > /sys/class/gpio/export

echo out > /sys/class/gpio/gpio14/direction

echo 1 > /sys/class/gpio/gpio14/value

echo 0 > /sys/class/gpio/gpio14/value

上記の「echo 1 …」でライトが点き、「echo 0 …」 で消えることが確認できました。

 

Raspberry PiでUSBライトを制御して点灯した写真

 

これでスマホからON・OFFする、指定した時間になったら点く・消える、センサーと連動して防犯ライトにするなど思いのままです。

(センサーやアプリを用意すれば、ですが。。)

 

ケースに入れる

以前用意したケースに作った回路を入れてみます。

 

Raspberry PiでUSBライトを制御する回路をケースに入れた写真

 

うーーん。凄まじいまでに格好悪いですね。。

見た目の改善は今後の課題とします。(^_^;)

 

ここまで割とスムーズに進んだため、この勢いで天井にぶら下げたいところですが、カミさんの目が怖いので様子をみたいと思います。

 

(c) 2018 toomath